エンジン回転数2500回転付近のビリビリ音
新車で買ったMH44SワゴンRだが、割とすぐにエンジンルームから異音がするようになった。
エンジン回転数が2500回転程で何かが共振するようなビリビリ音が鳴りだし、2500回転を過ぎると消える。
それも停止時の空ぶかしでは発生せず、上り坂を走行中だったり、複数人乗車している時にビリビリと鳴る。
しばらくすると音が鳴ることに慣れるので、アクセルのコントロールで意図的に2500回転付近を外したりして今まで乗ってきた。
しかしこの度車を譲渡することになり、次のオーナーさんが音を気にしてもいけないので、今のうちに対策することにした。
スズキ車では結構メジャーなトラブル?
実は周りにスズキの整備士がいるのだが、今回の異音の相談をすると、すぐに「あーあれね」と言って、該当箇所を教えてくれた。
ネットで検索してもワゴンRではないが、他社種(確かジムニーだったかな)で同じようなトラブル報告の記事があり、スズキとしては結構メジャーなトラブルなのかもしれない。
問題の異音の箇所どこかというと、ボディに取り付けられたホースバンド(画像赤丸部分)のようなものが振動で震えて音が鳴っているということらしい。
対策は簡単、工具も必要無し!
今回はこの部分に何か挟んでパーツの振動がボディに伝わらないように対策。
他サイトでは「厚紙を挟み込む」というものを見かけるが、心配性なので脱落の可能性が少しでも減るように、ホームセンターで少し厚みのある両面テープを購入。
ボンネットを開けて、バッテリー横にある黒いボックスのようなパーツを上に持ち上げて外す。
画像赤丸部分にテープを挟み込むように付ける。反対側も同様に。
黒いボックスを元に戻して完了。
エンジンルーム奥深くに手を入れる為、エンジンが熱いとヤケドするおそれ有り。エンジンが冷えている時に作業しましょう。
3ヶ月経過したが、異音は全く鳴らなくなった。
他にエンジンルーム内のファスナークリップの劣化で異音が鳴ることもあるらしいので、ファスナークリップがグラグラする場合には交換を検討したほうが良い。