ある日のWindows Update後に出るようになった
「(iaStorAfsServiceApi.dllを読み込めません)って出るんですけど、何ですかね、これ。」という相談を受けた。こういう場合は大抵読み込めなかったDLL名で検索してみると答えがみつかるものだ。案の定、ネット上には既に同じような症状で悩まされたユーザーによる解決方法がいくつか見つかった。大まかな解決方法は次のふたつ。
ひとつめ・ドライバの再インストール
コントロールパネル「プログラムと機能」から「インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー」を選択、右クリックして「アンインストール」を選択する。アンインストールが完了したら、パソコンを再起動する。
さてドライバの再インストールだが、「setupRST.exe」で検索するとインテルのホームページがヒットする。そのページの中に「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー ユーザーインターフェイスとドライバー」とあるので、それをクリック。画面が切り替わってSetupRST.exeのところにダウンロードボタンがあるのでクリックする。インテル・ソフトウェア使用許諾契約が表示されるので、内容をよく読み「使用許諾契約の条項に同意します」をクリックすると、SetupRST.exeのダウンロードが始まる。ダウンロードが終わったらSetupRST.exeを実行し、 ラピッド・ストレージ・テクノロジー をインストールする。
ふたつめ・エラーを出しているプログラムのアンインストール
ずいぶんざっくりした解決方法だが、Intel Optane Pinning Exolorer Extensionsをアンインストールすると解決するらしい。Intel Optane Pinning Exolorer ExtensionsとはSSDが搭載されていないパソコンでもSSD搭載並みにスピードアップするものらしい。これを使っているのならばもちろんアンインストールすべきではない。このプログラムがパソコンに負荷をかけ、パフォーマンスを下げているという書き込みもいくつか見るので、使っていないならば、いっそアンインストールするというのも手。コントロールパネル「プログラムと機能」から Intel Optane Pinning Exolorer Extensions を検索してアンインストール。
わからない場合は早い段階でプロに相談を
「プログラムのアンインストールが難しい」「パソコンを壊したらどうしよう」という不安がある方は、パソコンを弄る前にプロに相談したほうが賢明だ。傷が浅い段階なら修復も容易。費用も安く抑えることができるかもしれない。自分なりに調べて解決したい場合は、アンインストールしようとしているプログラムがどういう役割を持っているのか、事前にネットで検索しておいたほうが良い。バックアップの作成、リカバリポイントの作成を行い万一の事態に備えること。