防災について考えつつイベントを楽しむ、しかも無料!
小雨が降る中行ってきた消防防災フェスタ北九州2019。「こんなに並ぶとは思わなかった」が正直な感想。入場時にもらったパンフレットには防災に関するクイズの解答欄があり、全て回答してスタンプを押すと、巨大なガチャガチャにチャレンジできる。
事前準備がカギを握る
ノープランで会場に入ると、あっさり身動きがとれなくなるので、まずはじめにどこに向かうかくらいは入場を待っている間に考えておいたほうが良い。
とにかくスピード重視なのは、車両体験コーナー
会場は10時オープン、私は10時10分前には会場入りできた。10時10分からアンパンマンショー、多くのお子さん連れがそっちに流れるかと思いきや・・・真っ先に行列ができたのは車両体験コーナー。我々が並ぶ頃には最初の整理券の配布が終わっていた。係員が「次の配布は11時過ぎになります」というので、先にクイズをやって、11時20分頃戻ってみると、既に配布は終了。次は午後から・・・そんなに待てないので体験体験コーナーは諦めた。
クイズの後のガチャガチャ、これも結構な行列に
クイズに答えて用紙を持って行くと、ガチャガチャを回せるのだが、これもすぐに行列ができてしまった。ガチャガチャ2機だと、どうしてもさばくスピードがね・・・^^;巨大なガチャガチャを回して先着2,500名の記念バッグをゲット!
他に行列が長いと感じたのは白バイのブース
ここも結構行列が長かった。隣の列はパトカーのブース。こちらは「制服を着て記念撮影をする」と「運転席に乗る」と「助手席に乗る」の3つに分かれていた為、人は多くても混雑を感じるほどではなかった。せっかく長い時間並んだのでカエルスキィも白バイ初乗車!
比較的、並ばなくてもすむブースもある
だからといってツマラナイなんてことは決してない!
やっぱり行列ができるのは警察、消防、救急といった割とメジャーなところ。でもよくよく見渡してみると、大人も子供も喜びそうなところたくさんあるし、どこも防災を考えるなら外すことはできないものばかり。
色んな体験ができる北九州市消防局コーナー
ロープを使ったレスキュー体験コーナー、まち火消し体験コーナー等、多くの体験コーナーがあった北九州市消防局のブース。VR消化体験コーナーなんて子供は好きだと思う。 ロープを使ったレスキュー体験コーナー は多くの子供がチャレンジしていた。どんくさいカエルはここはパス・・・
消防団員募集!女性もOK!
詳しい資料のキャプチャを載せるのは、運用上良いのかどうかわからないので今回は避けるが、就職活動の自己PRに活用できる学生消防団活動認証制度や、一定期間以上勤務して退団した際に支給される退職補償金等、制度は充実。「働き方改革」なんて言っている今こそ、消防団員への道も選択肢のひとつになるのではないだろうか。カエルはヘルニアなのでちょっと無理かも。
消防団に関する詳しい情報はWEBでどうぞ。
https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/
防災モーターショーには自衛隊の車両展示も
カエルの学生時代は、自衛隊といえば国連PKO派遣について連日ニュースで報道されていた。最近では国内での災害派遣で自衛隊の名を聞くことが増えた。本当にいつもお疲れ様です。こんな怪しいカエルとの撮影にも応じていただきありがとうございます。
食事に困ったら、フードコートへ
会場にも飲食を提供するフードコートはあったが、食事時は雨が降っていたこともあり、キャパ不足は否めない。そうなれば頼りになるのはAIM2Fのレストラン街。予想通りここも多かった。 フードコート の「アルファー化米」が気になったが結局試食できず・・・
災害は身近で起こっている
自分が被災していないのは、たまたまであると思うこと
豪雨、台風、地震。自分の身近なところで災害は起こっている。ある日突然住むところを失うかもしれない。実際、熊本地震では身内が被災し、数日間車内で生活していたそうだ。またその時、一人暮らしの祖母も熊本におり、地震の数日後に、北九州から水を買い込んで持っていったが、道路が寸断され、祖母宅にたどり着くことさえ困難だったことを今でも鮮明に覚えている(そしてペットボトルの水を差しいれたは良いが、90歳を過ぎてる祖母はペットボトルの蓋を開けることができなかったことも)。「いつも緊張していろ」というのは難しいが、「いつ最悪の事態になっても対応できるように備えておく」というのはそんなに難しいことではないはず。持ち出しバッグの用意や避難経路の確認だけでもやっておくと、いざという時役に立つかもしれない。
他にも貴重な体験、勉強ができるブースがたくさんあったが、とても一日で回り切れる数ではない。主催者、参加、協力団体の皆様は大変かもしれないが、2日間の開催等、我々が触れる、考える機会がもっとあれば良いのになぁと感じた一日だった。
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